最高 元禄 太閤記 全22巻 小瀬甫庵 寛永2年(1625年) 刊本

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自宅の横の蔵に保管されていたもので、中でも一番古い書物となります。 安永4年(1775年)頃に読まれたものであり、刊本です。 原本は今から約400年前に発刊されたいわゆる「元禄 太閤記」と呼ばれるものです。 儒学者である小瀬甫庵によって書かれたもので、これは各種の太閤記のうち最も有名なものとして知られており、別称『豊臣記』ともいいます。 巻1―16は秀吉出生から晩年まで。巻17は秀次事件。巻18は織田酒造丞らの逸事。巻19は山中鹿助伝で巻20・21は元和2年(1616)の旧著である『八物語』が収められており、甫庵の儒教思想につき書かれています。巻22は黄母衣衆など豊臣期の職制について略述されています。 刊本(印刷本)ですが、小瀬甫庵のものが全巻揃っているのは希少であり、なかなか出回らないものです。 13巻に一部虫食いがあり、所々シミなどもありますが、250年以上前の書物としては綺麗な方だと思います。 この機会に是非手にとってご覧下さい。 縦25.5㎝×横18.5㎝

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